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建物の構造とは

chiniashi

建物表題登記には “木造かわらぶき2階建” というように、その建物を特定するために、構造を記載しなければなりません。建物における”構造”について解説します。

登記上、建物の構造は、以下の3つの要素から決定します。

建物の構成材料(柱・壁)

主な構成材料に基づいて「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」などと表示します。

一部が異なる構成材料の場合は「木・鉄骨造」といったように併記して表示します。

主な区分としては下記の通りです。
「木造」「土蔵造」「石造」「れんが造」「コンクリートブロック造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」「木骨石造」「木骨れんが造」「軽量鉄骨造」

併記する目安は、その材料がおおよそ建物全体の3割を満たすかどうか。

3割未満の構成材料は併記しないことが一般的です。

屋根

屋根材によって「かわらぶき」「陸屋根」「スレートぶき」などと表示します。

複数の屋根材を使用している場合は、「かわら・スレートぶき」などと併記して表示します。

主な区分としては下記の通りです。
「かわらぶき」「スレートぶき」「亜鉛メッキ鋼板ぶき」「草ぶき」「陸屋根」「セメントかわらぶき」「アルミニューム板ぶき」「板ぶき」「杉皮ぶき」「石板ぶき」「銅板ぶき」「ルーフィングぶき」「ビニール板ぶき」「合金メッキ鋼板ぶき」「コンクリート屋根」「コンクリート板ぶき」「ステンレス鋼板ぶき」「ガラス板ぶき」「鋼板ぶき」「セメント板ぶき」「空気膜屋根」「張力膜屋根」「ソーラーパネルぶき」「樹脂シートぶき」「アルミニュームメッキ鋼板ぶき」

併記する目安は、その屋根材がおおよそ屋根全体の3割を満たすかどうか。

3割未満の屋根材は併記しないことが一般的です。

階数

階数により「平家建」「2階建」「地下何階付き何階建て」などと表示します。

ロフトや屋根裏がある場合、その部分の高さが1.5メートル以上あれば階数に算入されることがあります。

中2階があったり傾斜地に建てられた建物等で階数の判断が難しい場合は、必ず土地家屋調査士に相談するそうにしてください。


ちにあし
ちにあし

最近は、ガルバリウム屋根の建物をよく見かけますが
ガルバリウム屋根は、登記上は「合金メッキ鋼板ぶき」になるよ!

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